たまには悩む③
前回記事をUPして以来体調が思わしくなく、しばらく更新をしていませんでした。
多くの方からコメントをいただき、ありがたく思っています。ご心配をおかけしたことをお詫びいたします。
多くの方からコメントをいただき、ありがたく思っています。ご心配をおかけしたことをお詫びいたします。
しかし、その間にも体調の許す限り、いろいろな方の闘病記を読ませていただきました。
前回記事にも綴ったように、多少の悩みと身体的な不調とが重なった状態の中で閲覧していったことで、
今まででは感じられなかった違う側面から、闘病というものを考えさせられたことが多分にありました。
まずは、コメントを下さった多くの方が、僕の心境を安易な想像で決め付けるのではなく、ありのままを受け止めようとしてくださったことがよくわかり、大変心強く感じました。ありがとうございました。
そこで自分自身を振り返ってみると・・・、
今回の僕のように何か悩みを抱えている人を見ると、僕ならきっと「そういう時はこうしてみたら?」的なアドバイスを安易にしていただろうなぁ、と真っ先に頭に浮かびました。
何かに悩んでいる人は、決してただ呆然と立ちすくんでいるわけではなく、あれこれと自分なりに考えてみたものの、それでも答えが見出せずにいるのだから、
他人が安易に「こうしてみたらきっと解決しますよ」なんて言うのは軽率なことであり、その人の辛さを受け止められていないことなんだなぁ、とわかったように思います。
(具体的に「○○○という辛い症状・状況なのだけど、どうしたらいいんだろう?」というような悩みなら、具体的なアドバイスが功を奏することもあるでしょうけど、 ”心の悩み” そのものについては、対応の仕方が違うんだ、ということです。)
今回多くの方がコメントを下さいましたが、皆さん支持的な内容でしたし、場合によってはご自身のお辛い状況をあえて綴ってくださった方もいらっしゃいました。とても励まされました。
でも、本来なら言いたくなんかなかったことかもしれないのに・・・、と思うと、心苦しくも感じました。
改めて、お礼とともにお詫びを申し上げます。
それと、他の方のBLOGを観させていただいていると、
「同じがん患者でも、すべてに共感できるわけではない。患者それぞれで状況が大きく異なるのが ”がん” という病気なので、そのすべてはわかりあえっこないことを理解した上でつながりを保っていくべきなのでは?」
という趣旨の記事をいくつか見つけました。
背中に稲妻が落ちたかのように、心の髄にまで染み渡る、深く共感できる考え方でした。
もちろん罹患経験のない方に比べれば、同じ患者同士分かり合える部分は多いでしょうし、心の内を隠さず話し合えることは間違いないです。
だからこそ、僕自身もBLOGによって救われたことも多いので、今もこうして記事を更新し続けているのです。
でも僕自身、なんか他人のことも ”わかってあげられる” 。そんな ”勘違い” をしていたようにも思えて、少々恥ずかしく感じました。反省です。
それと・・・、
いろいろなBLOGに寄せられるコメントを読ませてもらってみると、
「その辛さ、代わってあげたい」とか「今元気を送っておきましたので、きっとよくなりますよ」みたいなものが時々見られます。
もちろん、その方は真剣にそう思って、BLOG主のことを気遣っているのでしょう。お優しいのだと思います。
でも、僕のところにそういうコメントを送る方がいなくてよかった、と正直そう思います。
がんなんていう病気は、例え代わってあげることができたとしても、そんな安い病気ではありませんよね。
身体だけでなく心まで蝕むような、またそれが生涯にわたって続くかも知れない、そんな厄介な病気です。
患者は自身の人生をかけて闘病しているのです。現実との戦いなのだと思っています。
病気のせいで職を失ったり、家族との関係が崩れてしまったり・・・。
本当に辛い思いをしながら、それでも必死で治療を受けている人も少なくないはずです。
「がんばってもらいたい」という気持ちはわからなくもないけど、
安っぽくて現実離れした励ましはすべきでないし、また、僕は絶対受けたくない、と しみじみそう思いました。
(もちろんこれは僕個人についてのことです。他人を批判するわけではありません。)
まだまだ、体調は安定しきってはいませんが、今後も何かに触れて記事を綴っていけたらと思っています。
いつも読んでくださっている方々。本当にありがとうございます。
今後ともよろしくお願いします。


前回記事にも綴ったように、多少の悩みと身体的な不調とが重なった状態の中で閲覧していったことで、
今まででは感じられなかった違う側面から、闘病というものを考えさせられたことが多分にありました。
まずは、コメントを下さった多くの方が、僕の心境を安易な想像で決め付けるのではなく、ありのままを受け止めようとしてくださったことがよくわかり、大変心強く感じました。ありがとうございました。
そこで自分自身を振り返ってみると・・・、
今回の僕のように何か悩みを抱えている人を見ると、僕ならきっと「そういう時はこうしてみたら?」的なアドバイスを安易にしていただろうなぁ、と真っ先に頭に浮かびました。
何かに悩んでいる人は、決してただ呆然と立ちすくんでいるわけではなく、あれこれと自分なりに考えてみたものの、それでも答えが見出せずにいるのだから、
他人が安易に「こうしてみたらきっと解決しますよ」なんて言うのは軽率なことであり、その人の辛さを受け止められていないことなんだなぁ、とわかったように思います。
(具体的に「○○○という辛い症状・状況なのだけど、どうしたらいいんだろう?」というような悩みなら、具体的なアドバイスが功を奏することもあるでしょうけど、 ”心の悩み” そのものについては、対応の仕方が違うんだ、ということです。)
今回多くの方がコメントを下さいましたが、皆さん支持的な内容でしたし、場合によってはご自身のお辛い状況をあえて綴ってくださった方もいらっしゃいました。とても励まされました。
でも、本来なら言いたくなんかなかったことかもしれないのに・・・、と思うと、心苦しくも感じました。
改めて、お礼とともにお詫びを申し上げます。
それと、他の方のBLOGを観させていただいていると、
「同じがん患者でも、すべてに共感できるわけではない。患者それぞれで状況が大きく異なるのが ”がん” という病気なので、そのすべてはわかりあえっこないことを理解した上でつながりを保っていくべきなのでは?」
という趣旨の記事をいくつか見つけました。
背中に稲妻が落ちたかのように、心の髄にまで染み渡る、深く共感できる考え方でした。
もちろん罹患経験のない方に比べれば、同じ患者同士分かり合える部分は多いでしょうし、心の内を隠さず話し合えることは間違いないです。
だからこそ、僕自身もBLOGによって救われたことも多いので、今もこうして記事を更新し続けているのです。
でも僕自身、なんか他人のことも ”わかってあげられる” 。そんな ”勘違い” をしていたようにも思えて、少々恥ずかしく感じました。反省です。
それと・・・、
いろいろなBLOGに寄せられるコメントを読ませてもらってみると、
「その辛さ、代わってあげたい」とか「今元気を送っておきましたので、きっとよくなりますよ」みたいなものが時々見られます。
もちろん、その方は真剣にそう思って、BLOG主のことを気遣っているのでしょう。お優しいのだと思います。
でも、僕のところにそういうコメントを送る方がいなくてよかった、と正直そう思います。
がんなんていう病気は、例え代わってあげることができたとしても、そんな安い病気ではありませんよね。
身体だけでなく心まで蝕むような、またそれが生涯にわたって続くかも知れない、そんな厄介な病気です。
患者は自身の人生をかけて闘病しているのです。現実との戦いなのだと思っています。
病気のせいで職を失ったり、家族との関係が崩れてしまったり・・・。
本当に辛い思いをしながら、それでも必死で治療を受けている人も少なくないはずです。
「がんばってもらいたい」という気持ちはわからなくもないけど、
安っぽくて現実離れした励ましはすべきでないし、また、僕は絶対受けたくない、と しみじみそう思いました。
(もちろんこれは僕個人についてのことです。他人を批判するわけではありません。)
まだまだ、体調は安定しきってはいませんが、今後も何かに触れて記事を綴っていけたらと思っています。
いつも読んでくださっている方々。本当にありがとうございます。
今後ともよろしくお願いします。

