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夜間の微熱が続いてます② ~ココロの処方箋~
7月6日は麻薬の処方日でした。
以前の記事(『夜間の微熱が続いてます』)に綴ったように、
胸部レントゲンも撮りましたが、異常なし。
夜間の微熱はずっと続いてますが・・・。それ以外の症状がないので、調べようがありません。

もちろん、何かしら原因はあるのでしょうが、医学も決して万能ではないので、
わからないものは、どうしたってわからないのです。人間の身体というのは、そういうものです。
いくら、 ”ヒト・ゲノム” という遺伝子の解析ができたといっても、それでもわからないものは存在するのです。

こういう場合、心因性とか自律神経失調とか・・・そう診断されます。無理やり こじつけているわけではありません。
いわゆる『心療内科』領域の、立派な疾患です。
しかしながら患者本人が、自身の意識の中でむやみに病気として意識するのはいかがなものか?
・・・個人的にはそう思ってます。


もし仮に心因性でも自律神経失調でもいいのですが、要するにストレスによるものだと過度に意識すれば、
『ああ、やっぱり自分は病気なんだ』という、不安や恐怖といった意識を強めることになります
すると不思議なことに、倦怠感や食欲不振、あるいは頭痛や吐き気などの症状が新たに出現したり、あるいは強くなったりする。
これが ”心身症” というものです。
そうなっては大変です。心身症というのは本当に疾患を引き起こしますので、厄介なのです。
ストレス性胃潰瘍や過呼吸などがよく知られたケースです。放置できないものとなり、治療が必要になります。


あるいは・・・
がんなどの大病を患っている方や、更年期によくみられるものかもしれませんが、
”心気性神経症(心気症)” というものがあります。
これは、元々抱いている『だるい、気分が悪い、(身体のあちこちが)痛い』といった身体的不調を気にするあまり、不安や恐怖が過剰に強くなり、不満や葛藤が蓄積していく・・・。
病院を転々とし、検査を重ねるが異常は見つからず・・・。周囲にも理解されず・・・。心情的に孤立していく。
そういったケースもあるようです。


両者ともに、心の不安定さが引き起こすもので、臨床ではこれらの線引きが困難な場合もあるようです。

また、身体的症状に対する治療と、向精神薬(抗うつ薬や睡眠導入剤など)の処方はなされるでしょうが、それだけでは不十分な場合も・・・。
やはり、問題の根本である ”心の問題” にアプローチしていく治療、いわゆる心理療法(カウンセリング)が必要ではないでしょうか?


「私・・・うつなんです。」と言う方。「薬飲んでるけど、なかなか・・・。」という方。
もう一歩踏み込んで、ご自身のことを見つめ直してみてはいかがですか?

今処方されているお薬で満足できてますか?
多少は眠れるようになったでしょうけど・・・、日中ボーッとしませんか?以前よりも無気力になってませんか?
気候や人間関係など周囲の様々な環境に強く影響されたり、生活の中でできなくなったことばかり気にしてませんか?
病気を患っていても、心を病んでいても、 ”それでもできること” を見つければ、
むしろ、それこそが自信につながりますよ。



以前の記事『スピリチュアルペインとは① ~緩和ケアのお話~』の中でも綴りましたが、
僕は臨床心理士の所に通ってます。
今は別に悩みも葛藤もなく、ゆったりと過ごせてますのでもう必要ないのですが、
それでも面談は続けています。

やっぱり ”この人になら話せる” ことって、あるでしょう?

・・・縁あって、がんという病気を通して知り合った方ですので、そういう類の話がしやすいのです。
今は、治療をしながら仕事を続けるためにどうすればよいかについて、隠し事なしで話せるのでとても助かってます。(どうしても「職場の上司同僚には・・・チョットねぇ」ということはあるのです。)
臨床心理士は、押し付けがましく助言するようなことは、決してしてきません。
何と言うか・・・、自分でいろいろしゃべっていると、自然と解決方法が浮かんできたり、フトした拍子に自分を客観視できたりするのです。

前回の記事で頂いたコメントの返事にも書きましたが、

心の問題を解決するのは、他の誰でもない、自分自身です。
神様でも仏様でもいのですが、何かにすがるのはいいとしても、その ”何か” が解決してくれるわけではありません。
それらは実在するものではなく、あくまでも信じる人の心の内にのみ想像されるものだからです。
つまり、結局は自分自身の問題だ、ということです。


どんなに辛いことでも、自ら一歩を踏み出せば必ず乗り越えていけます必ずです。

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(非公開コメント受付中)

Re: こんばんは
ナース44さん、いつもコメントありがとうございます。

仕事をしている人にとっては、診断名がつけば診断書を書いてもらえるので、少しの間仕事を休めるなど、助かる面があります。
抑うつ症状などが強くなった時は、心も身体も休めるべき、というケースがよくありますからね。
また、甘えてる、と言われるのは辛いことです。意図してそうしているわけでもないし・・・。
でも、症状がチョット落ち着いた回復期などに、どれだけ自分を見つめなおせるかが大切。
その後の自分のためには、必要なことですよね。
おっしゃるとおり、自分から動き出すこと以外ありません。
逃げるわけにはいきませせんよね。なにせ、自分自身のことですからね。
こんばんは
れんたろうさんこんばんは。
私は5年前くらいストレスで目が回る、斜めに回る、
自分が自分じゃない感じ、などの症状で心療内科にかかったことがあります。
その時はパニック障害とか不安神経症とかの診断で
薬もしばらくで飲まなくなりました。
けれど今でもそういう気性というか性格というかあって
辛くなる時があります。
中々自分の考え方も変わらないし大変です。
しかし、その時病名が付いて2週間休めたときは安心しました。
病名がつくのはホッとします。
気のせいとか、甘えてるとか、
気の持ち方といわれるのは辛いですもんね。
れんたろうさんが言われるように
人生って自分が変わるとか動き出すしかないですよね。
もっとほんとの意味で強くなりたいものです。
それではまたお邪魔しますね。

Re: おはようございます
(非公開コメントに返信しています。)
朝のうちにコメントをいただいてたようですね。返信がチョット遅くなりまして、申し訳ありません。

どうしても、できないことばかりを意識してしまうものですね。辛いときは特にそうです。

全然かけ離れた話かもしれませんが、外国でコミュニケーションをとる時も、同じようなことがあります。

日本人は、ちょっと単語を知っているくらいでは、恐れてしまって話せない人が多いそうです。
中学英語程度の単語だけで、ちょっとした会話はできるのに、
「英語はちょっとしかわからないので、話せません。」と萎縮して考えるわけです。
でも、外国人は違います。特にアメリカ人などは、
「日本語?ちょっとなら話せるよ!」と、自信満々な笑顔で「スシ!ゲイシャ!」。
スシ ゲイシャ では正直会話にはなりません。それでも彼らは「日本語 知ってる!」と捉えてます。

この違いは、外国旅行を充実させられるものにできるかどうかの点で、大きな差になり得ます。
僕はがん発症前に、アメリカの医療介護施設に研修に行きました。(ほとんど遊びでしたが)
入国手続きではヒアリングができなかったせいで、渡航目的も期間についても一言もしゃべれずに、引きつった笑い顔だけで通してもらいました。
(「サイトシーイング」「ワン ウィーク」とだけ答えなさい、と教えられていたのに、緊張して忘れてしまったのです。)
それでも帰る間際には、施設に入所しているお婆さんと少し会話ができました。文法抜きで、知っている中学英語の単語を並べただけです。それでも、とてもうれしかったですね。

たとえ話が極端でしたが・・・、無力さを感じる状況であればあるほど、チョットでもできることに気付ければ、その ”チョット” が貴重なものになり、自信につながると思います。
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
Re: 気になる事
ガーネットさん、いつもコメントありがとうございます。

ご指摘の件ですが、答えはそれほど意味深いものではありません。単純です。
要するに、使用している僕自身が、麻薬に対して悪しきイメージを持ってないからです。
だから、特に躊躇することなく、麻薬という言葉を使っているのです。

いつの頃からか、世の中というのは ”誤魔化す” ”隠す” 傾向が強くなりましたね。
例えば、男女差別につながるからこの○○という表現は控えよう、とかいうように・・・。
しかし、こういうのは物事の本質的な解決にはなりませんね。余計に事態を悪化させたり、次第に論理の整合性がとれなくなっていきます。

イメージが悪いから、という理由で、 ”麻薬” という言葉を使うべきではないですか?
隠さずにこの表現を使った上で、 ”麻薬” の有用性を知ってもらうために体験談を綴って啓蒙することこそが、誤ったイメージを払拭するために大切なことだと思っています。

まあ、でもせめて ”医療用” の頭文字くらいはつけるべきでしたね。
昨今の大麻問題のように、別の意味で誤解されて、安易に使われても困りますからね。失礼しました。
気になる事
おはようございます。(^-^)
ちょっと気になる事があって、記事の内容から外れちゃうんですが・・・・
れんたろうさんは痛みの緩和治療を受けていますが、麻薬という言葉をつかっていますよね。

今はどちらかというと患者に誤解を招かないように、麻薬という言葉を使わないような傾向になっていますが、どうしてれんたろうさんはあえて麻薬という言葉を使っているのですか?

医療をきちんと伝えるという意味で・・・ですか?
お暇ならずっと眺めていて下さい
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ナースれんたろう

Author:ナースれんたろう
みなさんはじめまして。
大学卒業後サラリーマンをしていましたが心機一転、
病院で働きながら看護学校に通って正看護師の資格を取りました。
それから数年後、仕事も順調に行っていた矢先の2008年2月末…
僕の人生にとって、とても大きな出来事が起こったのです。

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