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こいつぁ、ノーマークだったぜ! ~消化管縫合部の生理的浮腫のお話~
えー、今回は、普段偉そうに病気を語っている僕が、
全くの無知のせいで、往生した(こちらの方言で『とても大変だった』の意)お話をします。
術後3日目くらいだったでしょうか?
わずか1/5とはいえ胃を残してもらえた僕は、早々に食事が開始になりました。
もちろん、最初は少量の重湯のみ。でもがんばって食べ続けたおかげで、食事形態はどんどんUP!
1週間もすると、およそ普通のものを食べさせてもらえるようになってました。

しかーし、
術後1週間目くらいには、とても恐ろしーい術後の後遺症が現れることを、全く考えてなかったのです。

術後すぐに病棟が作成したパンフレットをもらってました。
いわゆる『術後におこる後遺症』についての説明書です。
「縫合不全」「術後出血」「ダンピング症候群」etc・・・いろいろ丁寧に書いてありました。

・・・おー、そういえば看護学校で習ったなぁ。懐かしい。。。・・・
などとノスタルジックにひたる僕音符2                     ・・・この余裕ぶりがあぶないのです。

暇なので毎日読んでいたつもりでしたが、読むごとに段々興味が薄れていってました。
文字を目で追うだけになってたんですね。


そして、いよいよその時!
(※徳川一族の末裔の方がやっていたNHKのマニアック歴史番組ではありません)

ちょうど術後1週間目の夕食時でした。
半分くらい食べると、急に腹部に異常なツッパリが!!
腹がはちきれんばかりに張って、どうしようもない吐き気に襲われたのです!!!

吐こうとしましたが、なかなか吐けない。必死でした。滴る脂汗!!!6月といえども熱い夏です。
やっと吐けました。すると、うそのように腹の症状が治まったGooD

・・・なんじゃこりゃ?・・・

もう一度、もらったパンフレットをよーく読みました。
ありました!
『(再建消化管の)縫合部生理的浮腫』の文字が!!!!!!!

全摘術だろうと胃を残そうと、切ったあとの食道や胃・腸はそれぞれ縫合してつなぎ合わせます。
それが「消化管再建」ですが、
糸で縫った部分(再建した消化管のつなぎ目)は、1週間くらいすると浮腫(むくみ)を生じます。
これは生理的な現象です。生体にできた傷が塞がる際には、治癒の一過程として必ずこうなるそうです。
消化管のつなぎ目が浮腫ったら、当然消化管内腔(食べ物の通り道)が狭まります。
だから食べたものが腸へ移動できなくなり、腹部の強烈な張りと吐き気が出現したのです。

僕の残胃は1/5。サイコーにちっちゃいのです。ゲップ一つでも苦しくなるのです(いまだにそれで苦しみます)。よく縫合部が裂けなかったものです。ラッキー!


そしてなにより情けないのは、退院した日にも同じ症状を繰り返したこと。
退院できたうれしさで帰宅途中に外食したのですが、あまりの美味しさにガツガツと食べちゃいまして・・・

帰宅と同時に全開リバース!!!        ただのアホでした。

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テーマ : 闘病記
ジャンル : ブログ

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(非公開コメント受付中)

Re: 詰まったときの対処
きららさん、再びコメントいただき、ありがとうございます。
体調はいかがですか?仕事も無理せずできてますか?

いまでも時々嘔吐してしまうのですか。食事が思うように進まないと、とても不安で精神面の負担にもなりますね。頑固なトラウマにならないことを祈ってます。

>今もときどき食事が進まず透明なものを吐くことがあります。

食べ物が詰まった状態で「透明なもの」を吐いているのなら、それは唾液ではないか、と考えられますね。こういう場面では、結構粘調度の高い唾液が分泌されやすいので。
確か、術後に僕が嘔吐したときも、透明(やや白色混じり)のねっとりとした唾液でした。

しかし胃切除といっても、やっぱり臓器を一つ失っているんですから、一筋縄ではいきませんよね。体調が落ち着かないのは、僕も同じです。
それでも、膵臓などを切除した場合と比べたら”かなりマシ”ということで、医者などはあまり深刻に考えないように話を進めますが・・・

とにかく『よく噛んで』『ゆっくり落ち着いて食べる』
これを地道に継続するのが、最良の方法なのでしょうね。
あー、何にも考えずに思いっきり食べたい!
詰まったときの対処
こんにちは。
詰まったときって、支障がなければリバースしたほうが楽ですよね。私も明日退院って夜に、お腹が痛くなり、夜中に何度もトイレに通いました。でもその時吐いたものは、トロっとした透明な液体ばかりで、固形物はなかったんですが…
結局退院が延びちゃいました。その日、点滴が全部とれて、5階まで階段をがんばって上がったり降りたりしたんです。そのせいもあったかも?

今もときどき食事が進まず透明なものを吐くことがあります。汚い話ですみません。
幸いなことに、胆汁のように苦いものはあがってこないんですが、あの腸液?らしき液体はなんなんでしょう?

詰まるときって、精神的なものが大きいと思います。友達とわいわい食べるときって、あまり起きないし、ちょっと背伸びしつつ食べると、すんなり食べられたり。
なかなか体調がコントロールできないまま、術後1年になります。
ナースれんたろうさんのように、論理的に考えたり分析したりできなくて、いきあたりばったりの生活で情けないです。
Re: そういうことかぁ
のっぽっぽさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
体調はどうですか?

いままで謎のままだったんですね。
まあ、細かい点まで考えれば、謎の症状っていくつもありますよね。
なかなか対処法がわからないのが、病気を抱えた僕らの辛いところでしょうか。

とにかく無理しないことですね。ぼちぼちいきましょう。
そういうことかぁ
お久しぶりです。
僕も退院後、3日目の夜に同じような症状に陥りました。

夕食後2時間ぐらいして、吐き気が急に。
特に早食いをしたわけでもなく、油っぽいものを食べたわけでもなかったのですが、唾液を飲み込むのもキモチ悪い状況。
リバースすれば少しは楽になったのでしょうが、とにかくこらえ続けました。

2時間ほど経った瞬間、す~っと何かが体の中を通り抜け、一気に回復。きっとれんたろうさん同様、閉塞した箇所に食べ物がつまり、2時間をかけて何とか通過したものと思われます。

謎の現象として過去の記憶に消え去ろうとしていましたが、おかげであのキモチ悪さの原因が判明しました!!
Re: 未知の世界
ガーネトさん、おはようございます。いつもコメントいただき、ありがとうございます。
最近の僕は、夜の寝つきは悪いくせに、朝は5~6時ごろ目覚めてしまう、年寄りみたいな生活ぶりです。

> 王監督を思い出しました。

そういえば王監督は、ご飯がつっかえて入院した経験がありましたね。あの方は(確か)全摘術だったので、特に大変だと思います。
主治医が言ってましたが、ほんのわずかでも胃を残せたら、術後の経過もいいし食生活にも影響が少ないそうです。わずかな残胃からでも、胃液などは十分な量が出ますしね。
消化不良や食あたりなどの問題も、全摘術に比べてあまり深刻にならずに済むのです。

> 食べる事は食べられる?胃が広がる?って事でしょうか?

切除した後の残胃は、絶対に広がることはありません。巷ではそう言われますが、あれはウソです。
伸びるタイプの湿布を半分に切ってみてください。途端に伸びが悪くなりますから。それと一緒です。
術後しばらくして食事漁がUPするのは、小腸が(胃のない状況に)慣れてくるからなのです。
これについては、後々記事にしたいと思います。
胃切除患者が最も苦しむ『ダンピング症候群』という後遺症のお話です。


> 食べる量も当然指導受けてますよね。。。食いしん坊・・・だけど食欲って抑えるのきついですよね。

退院直前に、病院の管理栄養士に指導を受けました。食事を作る立場の妻などは、とても重圧を感じたと思います。やはり、病気をしたらいろいろ学ばなければならないのですね。

あと、大好きなものほど食べるのが怖くなった時期もありました。ドカ食いは絶対ダメなので・・・。食事を楽しむコツには、以前と比べて工夫が必要、ってことです。
未知の世界
そんな事が起こるんですね。
王監督を思い出しました。
食べ方って重要ですね。
食べる事は食べられる?胃が広がる?って事でしょうか?
食べる量も当然指導受けてますよね。。。食いしん坊・・・だけど食欲って抑えるのきついですよね。
お暇ならずっと眺めていて下さい
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プロフィール

ナースれんたろう

Author:ナースれんたろう
みなさんはじめまして。
大学卒業後サラリーマンをしていましたが心機一転、
病院で働きながら看護学校に通って正看護師の資格を取りました。
それから数年後、仕事も順調に行っていた矢先の2008年2月末…
僕の人生にとって、とても大きな出来事が起こったのです。

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