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切腹ってハンパなく痛かったでしょうに ~手術のお話~
前々々回くらいに執刀医からの術前ムンテラが行われたことを記事にしました。
今回は手術のことについて綴ってみたいと思います。

入院前日...
僕は妻と一緒に焼肉屋に行きました。
理由はもちろん、33年間お世話になった胃袋さんにお礼とお別れを言うためです。

・・・今日は腹一杯美味しいものを食べちゃおう!・・・
ってな具合です。

死ぬほど食べました。ホントに人生で一番くらい。そこそこいいお店に行って、二人で1万円分くらい。
焼肉屋にはほとんど行ったことがなかったので、高いのかこんなものなのかわかりませんが・・・
でも、元々食が細かった僕としては、満足できる一夜でした。

そしていざ入院です。
手術前日には、(確か)2Lの水に溶かして飲むニフレックと、
普通の便秘時には1mlくらいで十分効くラキソベロンを1本(7.5ml)丸ごと服用するのです。

・・・恐ろしい... これじゃ便より腸そのものが出てきますよ・・・
担当看護師にそう言うと、
「フッ、そうかも」とだけ言って、笑みを残して去っていきました。
・・・うーん、サミシイっ・・・

ニフレックはとにかく飲みにくい。味が尋常じゃなくマズい...
リンクサイトはあえて味を改良した、とのページにしました。  僕のときにあったら...
僕はアメをなめながら飲みました。結果は惨敗。

そして手術当日の朝...
起床時からトイレラッシュ!!!
いつまで経ってもなくならないのです。出続けるんです、あのウンウンが!
そうこうしていると手術室からお呼びが!!

・・・まっ、いいか (^^♪ Ope室をウンウンまみれにしてやるぞっ・・・
くらいで、鼻歌交じりに向かうことに。
最近はOpe室まで歩いていくんですね。(ドラマのように)ストレッチャーには乗らないのです。

その日ははるか100km彼方から親戚たちが来てくれてました。
しかも全員がOver65ageの前期高齢者たちです。5時起床で軽4バンに4人満ケツで来たらしい...

・・・おお、おっちゃん達よ。泣かせてくれるねぇ・・・ 
僕はしみじみそう思いました。おかげで緊張することなくOpe室へ。

手術台に臥床すると、麻酔科医師が僕に声を掛けてから酸素マスクをつけてきました。
 そういえば7歳のとき扁桃腺の除去手術の際には、”眠ってなるものか!”と思い、息を止めてたことを思い出しました。あのマスクから眠くさせるガスが出てくると思ってたんです。

今後手術を受ける方は、小さい頃の僕のまねはしちゃいけません!
麻酔は静脈ラインから注射されます。ほんの数mlの薬剤をチュッとワンショットするだけです。
まず最初にマスクを当てるのは、肺の中に十分に酸素を投与しておくためです。
麻酔薬には呼吸抑制の副作用が出る恐れがあります。それが出てしまった場合を考えて、あらかじめ酸素を投与する意味があるのです。
ですから、生命の危機に陥りたくなければ、全力で深呼吸をしましょうね(*^_^*) 念のために。

さて、手術が終わった後の覚醒時・・・
僕は夢の中で”世界のナベアツ”のオンステージを見ていました。
『1・2・3 オモロー!』
この瞬間に腹部に激痛を感じての超シゲキ的な覚醒でした。   ・・・なんでナベアツやねん?・・・
でもまたすぐに意識を失いました。

この痛みは人生でNO.1。しかも2位以下をはるかにしのぐ痛さでした。
開腹術でしたので切開の方向がタテとヨコの違いはあるものの、江戸時代の武士はこんなことしてたのか?
(※確か腹直筋は筋繊維が縦だったので、繊維に逆らって横に切るほうが断然痛いハズ・・・)

次に覚醒したのはICUのベッドの上。たぶんストレッチャーからベッドへ移乗した際の痛みのせいだと思います。
妻が声を掛けてくれていました。そのあと父が近づいてきましたが、
・・・めんどくせぇ・・・   と、目をつむった途端またもや意識消失...
結局ある程度しっかり覚醒できたのは深夜でした。手術ってかなり体力を奪うんですよ。不思議ですね。


☆上記の記事内容の一部を訂正します。【2009.3.23 追加書き込み

>麻酔は静脈ラインから注射されます。ほんの数mlの薬剤をチュッとワンショットするだけです。
※この内容では、あたかも全身麻酔が少量の注射1本で行われているかのようで、
読んだ方に誤解を招くため、訂正します。

正しくは 『麻酔』ではなく、『麻酔導入』です。

全身麻酔へのスムーズな移行を行うために、直前に患者を鎮静剤等で眠らせる処置です。
これを確実に実施することで、
「気管内挿管⇒麻酔器による呼吸管理と吸入麻酔の実施」
という、正式な意味での「全身麻酔」へと移行するのです。

誤解させてしまった方に対して、深くお詫びいたします。                    ナースれんたろう


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テーマ : 闘病記
ジャンル : ブログ

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Re: 飲み易くレモン風味~?
ryuryuさん、コメントありがとうございます。お身体の具合どうですか?

レモン味のニフレック飲んだんですか?やっぱりダメでした?
あんな味を2Lも飲むなんて。医療というのはある意味 ”ドS” ですね。
”チョイM”の僕などがよく勤まったなぁ、と思う。
今そう思いながら晴れ渡ったお空を遠目で眺めてますよ (^^♪

硬膜外しても、やっぱり術後は痛かったんですか。そうですよねー。
でも、尿閉の副作用もみんなに出るもんじゃないので。
なぜあえて主治医が硬麻の指示を出さなかったのかは、後日の記事でUPします。

今後ともよろしくお願いします。お互いぼちぼちのんびりやっていきましょうね。
飲み易くレモン風味~?
私飲んだのこれだと思うのですが....
ぜんぜん飲みやすくないですよー。
毎回2リットル全部は飲めません。看護師さんに「飲めないです~」と泣きついて、「じゃあ、続きは明日の朝に」って言われてました。
手術と検査で何回飲んだか...(T_T)

私も手術台にあがってから「トイレ行きたいです」と言って行かせてもらったことあります。(笑)

私は1回目が腹腔鏡で、2回目3回目は開腹なんですが、痛みの違いがすごかったです。開腹は痛い~~~~(>_<)
でも、2回目のときが1番元気でした(^^;)
あ、3回とも硬膜外麻酔しましたよ。
硬膜外麻酔ってそんなデメリットがあるんですね。
Re: おはようございます
三毛猫さん、コメントありがとうございます。
知人の方の筋腫の手術は、大変だったのですね。この場合下腹部を切開したのでしょうか?
やはり、動く上で重要な筋群ですので、大変だったでしょうね。

開腹術などのような大きな手術の場合、『いかに術後早期から離床できるか』が本当に重要なのです。
回復の早い遅いはまさしくこの点のみに尽きる、と言ってもいい位だそうです。
(もちろん、患者自身の全身状態も重要です)
傷そのものの痛みは結構後まで続きますしね。だからこそ、最初の気合の一歩が肝心です。

三毛猫さんは術前に、肩に筋肉注射をしたのですね。術前処置として、鎮静剤や痛み止めをしたのでしょうね?
多くの筋肉注射は結構あとまで痛みが残りますよね。注射部位の筋が硬化しますし。
少し前までは、注射直後に必ずマッサージをするように、といわれてきました。薬剤を浸透させる目的のためです。(今は薬剤の種類によって、実施or禁忌が分かれてます)
また、術前の前投薬処置自体も、実施したり廃止したりとケースによって異なる・・・

難しいですね。だからこそ僕ら看護師は、生涯学び続けなければならないのです。
これを理解できない者が少数でもいることは、今なお現実であり、また残念なことなのです。
おはようございます
乳がん以外の手術は受けた事がないので、どれだけ痛いかわかりませんが、以前の会社(パート)の上司が子宮筋腫の手術をした後、痛くて動くの辛かった…と聞きました(^^;1ヶ月ぐらいで復帰出来ると考えていたそうですが、実際は3ヶ月程かかったようです。
私は胸の傷も多少痛かったのですが、それよりも術前、肩にした注射が痛かった(;_;)涙が出ましたよf^_^;
Re: Re:ayaさんへ
コメントいただけるとは。ありがとうございます。チョーうれしいです。
(チョーを使うのは、もう古い?)

手術部位によって痛みに違いが出るのはなぜ?
あんまり考えたことなかったっですね。神経の数とかが違うのかな?

いずれにしても、腹部の筋肉はどんな動作をするときでも使う部位なので、とにかく痛い!
しばらくは笑うことさえ出来ないのです。TVが観にくくて辛かった。選局はNHK Onlyになってました。
そして病棟で歩行するのも、その辺の老人とのつばぜり合い!どん亀レースです。
”情けない”を通り越して、”よちよち歩き”の自分が笑えました。
先ほどはご訪問、ありがとうございました〃^_^〃

私は開腹手術ってしたことないんですが・・・痛いんでしょうね(≧w≦;)

乳がんの手術は、私は全摘でしたが
(傷は斜めです)
術後、まったく痛みがなかったので
ビックリしました!!

そのおかげで、術後覚醒してすぐにトイレにも行け
次の日からは首からドレーンを下げながら
元気いっぱい病院内をウロウロしてました 笑
よく乳がんの手術は、開腹手術に比べれば痛みは少ない、と聞きますが
これほどとは思いませんでした。
何が違うんでしょうかね?
Re:麻酔
ガーネットさん、コメントありがとうございます。
やっぱり痛かったですか?尋常じゃないですよね。これは味わった者にしか解らないことですね。

硬膜外麻酔は知覚神経だけを麻痺させ、運動神経には影響しない。非常に有用性の高い麻酔法ですが・・・
ただ、下手すると排尿障害(尿閉)を起こすんですね。尿意を感知しなくなるせいでおしっこを自力で出せないので、膀胱留置カテーテルをはずせない、というデメリットがあるのです。

よって、開腹術のように術後すぐに離床して身体を動かすことを求められる術式の場合は、「できるだけ硬麻はしないでいこう」と判断されるケースも多いとか。
尿カテって結構患者の活動度を阻害するので・・・

次の記事では、このことに関係したお話をする予定です。
麻酔
手術室でマスクを掛けられた時、マスクの中で「口開けるんですか?閉じるんですか?」と馬鹿な事を聞きました。爆。
答えは「どっちでも・・・」でした。ガクッ!

私思うんですけど、覚醒させられた途端に痛いんですけど。
「ガーネットさ~ん、目開けて~」ってね。
起こさないで痛いからって、左右どっちの手術でも思いました。笑。

子宮筋腫の手術の時は、硬膜外麻酔だったので、脊髄に針さす時「おぉ~・・・」とちょっとビビリました。
しかも研修医が指導医の元でやってました。(大学病院だったから仕方ないかな)
術後は痛くなる前に鎮痛剤入れてくれたのでちっともその日は痛くなくぐっすり眠れました。

それで安心して乳がんの手術受けたら、痛くなってから鎮痛剤(皮下注射)入れても30分は我慢、我慢で、どうして全麻なのに、こんな痛い思いするんだと思いました。
しかも3日間ぐらいは背中が痛くて夜もぐっすり眠れず、民剤も4時間ほどで・・・・あー思い出しても嫌だった乳がん手術です。
お暇ならずっと眺めていて下さい
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プロフィール

ナースれんたろう

Author:ナースれんたろう
みなさんはじめまして。
大学卒業後サラリーマンをしていましたが心機一転、
病院で働きながら看護学校に通って正看護師の資格を取りました。
それから数年後、仕事も順調に行っていた矢先の2008年2月末…
僕の人生にとって、とても大きな出来事が起こったのです。

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