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抗がん剤治療
がん告知・・・

大きな試練を経験して、翌日から抗がん剤治療が開始されましたが、
最初の1週間は、『TS-1』という内服薬からスタートしました。
これは日本で開発された抗がん剤で、
現在胃癌の標準治療の第一選択薬となっているそうです。

これ単体では、身体に対してたいした副作用は出ませんでした。
抗がん剤の副作用(消化管毒性)を抑える成分を含んでいるため、
ある意味、日本人のデリケートな身体にマッチした薬剤といえるかもしれません。

それから1週間後・・・

シスプラチン』という本命の薬を投与する時がきました。

一説によると、これら二つの薬剤の併用療法が、
現在の胃癌治療の中では最も有効性があると考えられているそうです。

しかし、

この薬、腎障害を引き起こす恐れがあるため、決して簡単な話にはならない!!

この副作用対策が必要不可欠なのです。

腎臓とは、言うまでもなく尿を生成する人体の器官です。
このことは誰でも知っていますよね。

しかし、話はそう単純ではありません。
なぜ、腎障害に対して注意を払わねばならないのか?


腎臓には、ヒトが生きていくうえで非常に大切な役割を持っているからです。
すなわち、
①老廃物の選択的排泄・必要な物質(水分・栄養分・電解質・ホルモンetc)の選択的再吸収
②血圧コントロールに関わるホルモンの産生・分泌と循環血液量の調整
③赤血球の生成に関わるホルモンの産生・分泌

①が機能しなくなると、ヒトの体内に毒素が溜まり、全身状態が悪化する
②が機能しなくなると、適正な血圧を維持できなくなり、全身状態が悪化する
③が機能しなくなると、やがて体内の細胞に酸素を十分に運搬できなくなり、全身状態が悪化する

こう書くと、これから治療を受けられる方の不安を
過度にあおることになってしまうので、
どうか落ち着いて読んで下さいね。

対策は非常に単純明快です。

おしっこをたくさん出せばOK!!です

ちゃんと抗がん剤投与のあとに、電解質輸液を大量に点滴してくれます。
僕の場合は、初回は非常にゆっくり滴下してもらったので、12時間かけて点滴しました。
量は覚えていないのですが、2,000ml以上したかなぁ?

それからは、ひたすらトイレとの往復です。
当時妻が記録を付けてくれていたので、今それを読み返してるんですが・・・

ああ恐ろしい・・・

その日一日の合計が!
なんと!!

21回!!!

我ながら偉かったなぁ・・・


あと抗がん剤治療を行う上で考えるべきことは、
いったいどれくらい、この治療に身体が耐えられるのか、ということでしょうか?

僕が現在の主治医から言われたことは、
「平気な顔して抗がん剤治療を受けられるのは、せいぜい4~5クール程度だろう」
ということでした。

必要な副作用対策を怠らなければ、それくらいの間は普通に日常生活を送れます。
僕の場合、現在タキソテールという抗がん剤を8クール実施しましたが、
ちょうど5クール目の投与後から、全身倦怠感と食欲不振、悪心が出始めました。
とはいっても、投与翌日くらいから約1週間程度みられるだけなので、
わかってしまえば、いくらでも日常生活の送り方を工夫できます。

例えば、その一週間は絶対何も予定を入れず、ひたすら家の中で静かに過ごすとか。
気持ち悪くても食べられそうな食べ物をあらかじめ作り置きしたり、買って来てストックしておくとか。

特にポカリスエットなどの水分は、必ず常備しておき、
どんなに食欲がなくても必ず1日 1~1.5L は必死で飲みましょう。
でないと、全身状態が悪いときは必ず脱水症状を引き起こし、本当にえらいことになります。

僕は今週はじめの外来化学療法中に脱水と貧血を起こし、
看護師さんにとても迷惑をかけてしまいました・・・
偉そうに言っていても、このザマなのです。こんなものなのです。

他に何か工夫する点や良いアイデアをお持ちの方は、
是非僕にも教えてください。
よろしくお願いします。

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テーマ : 闘病記
ジャンル : ブログ

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Re: お帰りなさい。。。
ガーネットさん、ご心配おかけしました。申し訳ありません。
いやー、治療の洗礼というか、
こんなピンチは正直初めてでした。

入院前日は、しんどいにもかかわらずいそいそ準備をしながら、
なぜか生命保険の証書を持っていこうとしたり、
便箋と封筒を持っていこうとしたり、

いったい僕は何を考えていたんだろう・・・

今となっては笑っちゃいますねv-266
お帰りなさい。。。
入院していたのですね。更新が無くて心配していました。v-22
精神的にも疲れているのじゃないですか?
無理しないで、落ち着いたらまたぼちぼち更新して下さいね。v-273
れんたろうさんの事、病気の事、ちっともわかってあげられなくてごめんね。。。
Re: 雑誌の紹介
ばんまつりさん、いつもコメントありがとうございます。
返事が遅れて申し訳ありません。

こうしていろいろなことを教えられると、心強いです。
感謝しています。

がんという疾患は、まだまだ未知の部分を秘めたものです。
今後も新しいことが次々発見されるでしょう。

希望を常に持ち続けたいものです。
Re: ゆこママさんへ
ゆこママさん、ブログ読んでいただきありがとうございます。
返事が遅くなって申し訳ありません。
ちょっと入院しておりましたもので・・・
お父様の身体の調子はいかがでしょうか?
突然の急変にさぞご心配されたことでしょう。
僕も病院勤務していたころは、やはりそういう場面に遭遇すると緊張したものです。
がん病巣からの吐血については、正直いって再発の可能性も否定できないでしょう。
おそらく主治医から説明があったと思いますが。

そういう場面では、やはりご本人が一番強く不安を感じられることと思います。
周りの人たちは、そんなときこそ落ち着いて、
優しく穏やかに声を掛けて差し上げられたらいいですね。

とにかく僕たちは、がんが進行しきった状態なわけですから、
少しでも上手に「共存共生していく」しかないのです。
これは僕が昨日主治医から宣告されたことです。
お父様には当てはまらないとしたら、申し訳ありません。

患者自身にとっては、長い長い旅になります。
一日のうち一つでも、なにか満足することが出来たらいいですね。

今後もがんばってこのブログを綴っていくつもりです。
これからもよろしくお願いします。
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このコメントは管理人のみ閲覧できます
はじめまして。
先月、父親が胃癌と分かった家の者です。多発性肝転移にリンパ節転移も認められ、ステージⅣと診断され、同じようにTS1とシスプラチンの治療をしています。
シスプラチン投与後、点滴も終え、体調が良いとのことで退院してきたその日の夜に吐血・・・幸いにも、出血は止まったので、一安心といったところです。
ガンや抗がん剤に対する知識が全くなく、ネットで調べている時に、ここに辿りつきました。
時々寄らせてもらって良いですか?
父親と同じように闘っている人がいると思うと、何だか心強いです。

Re: 経口抗がん剤
ガーネットさん、いつもコメントありがとうございます。
経口抗がん剤の種類や世界での状況までは詳しくありません。
申し訳ありません。

ただ、薬剤については、諸外国のほうが公的承認を得られやすいため、
新しい薬剤がどんどん臨床で使用されていくのが現状ですから、
そういう意味では、外国のほうが医療の進化が速いのでしょう。それはご存知かと思います。
ただし、だからと言って、日本が劣っているというわけではないと、僕は思ってます。
十分な治験を経てから厚生労働省にて承認されるからこそ、
僕たちは安心して薬剤を使用できるのです。
過去のフィブリノゲン製剤・サリドマイド問題etcの教訓の結果です。

しかし、近年マスコミを中心に、なんでもかんでも否定的に捉えて、
「保険認可が遅すぎて患者が治療を受ける権利を侵害している!」
という論理ばかりが目立ってます。

しかし、
おそらく今後10年もしたら、
「十分な時間を使わずにいい加減な認可をしたせいで、
薬害問題が増えた!患者の生存権を侵害している!!」
という状況になるでしょう。国民は勝手なものです。

話を戻しますが、
経口投与を静脈投与については、
当然その利点・欠点がそれぞれあります。
やはり、ダイレクトに血管内に投与するほうが、
薬剤の効果(作用・副作用ともに)は高まる場合が多いでしょう。
しかし、それだと効果の持続時間が短縮されるという欠点が出てくるのです。
ですから、経口投与にはそれなりの、静脈投与にもそれなりの理由があると考えて、
一概に「効く・効かない」と判断することは避けるべきでしょうね。
経口抗がん剤
TS-1、胃癌では標準治療になっているんですね。
経口抗がん剤って日本だけですか?
近頃世界からも効果を認められてきているという話は聞きましたが。
私自身は左乳がんの時、UFTという経口抗がん剤を2年服用しました。
抗がん剤って点滴で受けるものと思っていたんで、びっくりしました。

でも右乳がん発症で、やっぱり経口抗がん剤は効果無いんじゃないかと
思ってしまいます。
それと、同じ経口薬でも胃で吸収されるのと、腸で吸収されるので悪心の
でかたが違いました。

2週間では何の副作用もなかったのに、3週間で突然の悪心が。
でもUFTでは全くそれがなかったです。
ただ、倦怠感はずーとありましたけど。

副作用なく治療出来たらどんなにいいでしょうね。
オシッコ21回。数えた奥様に拍手です。v-411
お暇ならずっと眺めていて下さい
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ナースれんたろう

Author:ナースれんたろう
みなさんはじめまして。
大学卒業後サラリーマンをしていましたが心機一転、
病院で働きながら看護学校に通って正看護師の資格を取りました。
それから数年後、仕事も順調に行っていた矢先の2008年2月末…
僕の人生にとって、とても大きな出来事が起こったのです。

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