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総選挙の結果とがん医療
今日は総選挙でした。
近年最高の投票率になりそうですし、
「アンチ政権与党」という風が、新しく与党になる党に『単独過半数』の得票数をもたらしました。
今度の政権は、マニフェストにも掲げたように『大幅な予算組み替え』を断行すると言っています。
もし本当にそれができるとしたら、”元野党”としての目線でこれまでの愚策を正してくれるでしょう。
大いに期待したいものです。

ただし・・・、もしもそうなれば・・・、
地方の自治体(人口の少ない、あるいは高齢者中心の自治体)は確実に、一旦疲弊します
これは確実です。

なぜなら、
今の地方経済というのは、国からの予算付けでもって成り立っています。
公共事業によって支えたれてきた土木産業は当然として、
それ以外の(おそらくほぼすべての)地場産業は、直接あるいは間接的に国からの予算や補助金でもって産業構造を築き上げてきているからです。
これは、自営業の人が「うちは国から金もらって店やってるわけじゃないよ?なに言ってんの?」というレベルの話ではありません。

産業構造そのものの話です。

現状の制度では、国から予算(税金)が下りてきて、
それを地方自治体が(国の指示を受けながら)、必要に応じて予算振り分けをしています。
当然、地場産業の育成や支援に対しては、多くの予算が使われています。
それが次の政権下では、抜本的に見直して組み替えると言っているんですから、産業構造は大きく変換する恐れがあります。

その時懸念すべきは、法人税の減収です。
今まで予算が下りていたものが下りなくなるのですから、それに関連していた企業や店舗は”経営力”を失います。
経営そのものが成り立たなくなる恐れがあります。
つまり、連鎖倒産による不況が懸念されます。
不況になれば、法人税が減収します。場合によっては、その地方の税収を激減させる恐れが多分にありますので、地域そのものが疲弊します。

小泉首相が、かつてこう言ってたでしょう?
「改革には、痛みを伴う!」と。


自治体が疲弊すれば、何が起きるでしょう?
特に僕らにとって。

一番目に見えているのは、『がん医療の縮小化』かもしれません。
正確に言えば、『あまり重要視されなくなる』くらいが、ちょうどの表現かもしれません。

がん拠点病院のほとんどは、独立行政法人あるいは県立・市立といった公立経営ですね。
つまり、税金の投入なくして経営は行えないわけです。
今までは医療行政関連予算は年間2200億円ずつ縮小されてきて、今年のシーリング(国家予算の概算要求)でやっとその縮小の動きが止まろうとしています。
よって、次期政権も医療関連予算を縮小させることはないでしょうから、独立行政法人(元々国立だった)の病院はおそらく一応は生き残れます。

しかし問題は、県立・市立のがん拠点病院です。
今までも赤字経営の中でやってきたわけですが・・・、
もしも今以上に地方が疲弊すれば・・・。これはどうなるでしょう?
具体的なことは予想がつきませんが、今より状況が好転することはありえないでしょう。

地方分権が実現化すれば、なおさらです。その地方の体力の強弱が、露骨に影響しますからね。

実際これまででも、地域の公立病院はたくさん閉鎖されてきたわけですから。

がん拠点病院が閉鎖されることはないでしょうが、医療サービスの縮小は十分考えられます。
例えば、(今までだったら)「ここが痛い」と言えばすぐに検査をしてくれていたのに、それを渋る・・・とか?
がん医療をはじめとする医療は、やればやるほど赤字になることは、これまでの記事にも綴ってきました。
それでもやってこれたのは、自治体が予算を投入して赤字補填をしてきたからです。

さあ、今後はどうなるでしょう?
がんセンターや大学病院でがん治療を受けている方は、特に大きな変化はないでしょうからご安心を。
もちろん、医療のことですから、人の命が罹っていることですから、そう簡単に病院がダメージを受けることはないと思いますけど・・・。


ただし、自治体そのものは一時的に痛手を喰います。これは間違いありません。
だから、「せっかく一票入れたのに、裏切られた!」などと、後になって思わないようにしたいものです。
一票を投じたその議員は、右も左もわからない新人さんです。
地元に予算を引っ張ってこられるだけの力は、まずありませんからね。一日も早く立派な人材に育って欲しいと思います。

改革には痛みを伴うんです。

僕の住んでいる地域は、その痛みに耐えられるかな?

今後は、ちゃんとした二大政党制が確立されていくように、国民がしっかりしなければなりませんね。
加えて言えば、地方分権が進んでいけば、『何党を選ぶか』よりも『地元から誰を選ぶか』が重要になってきますよ。

日本人特有の”「右にならえ!」精神”では、かつての『郵政解散』や今回の選挙のように風の向きになびくだけの、”雰囲気で投じた”政権選択になりかねませんからね。
さあ、景気が回復したら、次は”がん医療”にもっと目を向けて欲しいと願ってます。
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ナースれんたろう

Author:ナースれんたろう
みなさんはじめまして。
大学卒業後サラリーマンをしていましたが心機一転、
病院で働きながら看護学校に通って正看護師の資格を取りました。
それから数年後、仕事も順調に行っていた矢先の2008年2月末…
僕の人生にとって、とても大きな出来事が起こったのです。

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